[演劇 感想] 柿喰う客「天邪鬼」を観たよ(最後だけネタバレ有)

  • 2019年10月25日
  • 2019年10月25日
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こんにちは、ねるこです。

今回は初の演劇レビューです。

ちなみに私は別に元演劇部だったとか、演劇が好きで東京で毎週のように観劇してるとか

全くそういうのではありません。

ド素人です。(しかも生の演劇なんて数えるほどしか見たことないというおまけつき)

ですからこう、そんな高尚なレビューというよりかは、私自身が率直に感じたことを書いていきたいと思いますので、もし宜しければお付き合い願いたいと思います。

柿喰う客 天邪鬼(あまのじゃく)

この作品は私がスマートフォンアプリ「観劇三昧」で初めて観た作品です。

たしか2015年頃の作品だったと思います。

web版はこちら→https://v2.kan-geki.com/

しかも、この作品は無料で公開されています!!

天邪鬼https://v2.kan-geki.com/streaming/play/571

最初は「ほえ~」と思ってなんとなく観ていた私も、鑑賞後は

「え、こんな濃い演劇が無料でいいんかーーーーい!!」

と心の声が爆発しました。

それではまずあらすじを。

観劇三昧のサイトから引っ張ってきました。

正直、この作品のあらすじを言葉で表すのはすごく難しいです(;’∀’)

「天邪鬼」のあらすじ

よく学び、よく遊び、よく殺せ。今、壮大な“戦争ごっこ”が始まる。

荒廃した世界、混沌とした時代の中で、無邪気に仲良く“戦争ごっこ”に熱狂するこどもたち。

両手を拳銃に見立て、互いの急所を撃ち合ううちに、やがて指先から虚構の弾丸を放つようになる。

イマジネーションが生み出したその弾丸は、ホンモノの人間を撃ち殺し、戦車を破壊し、戦闘機を落とす。

大人たちは、こどもたちのイマジネーションを操る能力に注目し、能力開発の為に新たな教育システムを採用する。

その為に採用されたのが“演劇”。

今やすべての教育機関で、こどもたちは強制的に演劇を学ぶ。ホンモノの“戦争ごっこ”の為に。

(観劇三昧公式サイトより引用)

続いて、役者さんのご紹介です

役者さんの紹介(敬称略)

七味まゆ味/玉置玲央/永島敬三/大村わたる/葉丸あすか/中屋敷法仁

どの役者さんもキャラが立っていて、いい意味で人間味がありました。

その役のストーリーが見えました。

彼らが話すだけで、情景が思い浮かぶ。

役者さんって本当にすごい。

この演劇のおすすめできるポイント

今まで感じたことのない世界観

これはきっと柿喰う客の公演に行ったことのある人の方が感じているとは思うのですが、序章までの入りがすごく自然で、そして不気味でした。

なんていうか現実の境目がすーっとわからなくなる感じ。

きっとこれを生で見たらすごいと思います(語彙力)

柿喰う客さんの作品はこの他にも2作品ほど鑑賞しましたが、どの作品も共通してどこかダークな雰囲気というか、いい意味で現実感がないんですよね。

この作品は特にその傾向が強かったです。

今回の舞台は戦場であり、そしてテレビとかでは流せないようなグロテスクな言葉もいくつも出てくるのですが、こう、明るくはないんだけど、妙に軽い感じ。

あまり嫌悪感みたいのは不思議となかったです。

ちょっと自分でも不思議です。

うまくいえないんですけど。

まるで踊ってるのかと錯覚するような劇中での動き

動きを目で追えないんですよ。

公演時間自体は1時間半ぐらいなのですが、ほんと、もうノンストップリズムです。

目がいくつあっても足りないぐらい。

さっきこの辺にいたよなーって思ったら、全然違う舞台の上の方でセリフを言っていたり。

でもその動きのおかげで、私のイマジネーションもすごく活発に働いていましたw

(人を撃ったりはしません)

ここまで人の動きを最大限に生かす舞台は、中々ないのではと思います。

舞台セットはシンプルなのに臨場感がすごい

序盤の方から

「舞台のセットってこんなにシンプルなもんなんやな~」

思っていました。

きっとそれもこだわりのうちの1つなんだと思います。

その代わりと言っていいのかわかりませんが、音響は非常に綿密に構成されているなと感じました。

ぼーっと観ていると気づかないですけど。

身体の動きとの連動がすごく見ていて気持ちよかったです。

役者さんのテンポの良い弾丸ゼリフ

私なら舌を噛んで死んでしまうんじゃないかというぐらいセリフ量が多い。

そんで速いw

よく噛まないな~と感心してしまいます。

でも全く聞き取りづらいとかそういうのはなかったです。

セリフの言い回しに独特のリズムがあって、聞いててめちゃくちゃ楽しいです。

俳優さんたちの努力の結晶だと思います。

ねるこの感想(ネタバレがあるかも)

私は他の人の感想みたいにうまいことは何一つ言えないんです。

考察とかもすこぶる苦手やし。

でも最後の桃太郎やる人~の部分、最初に聞いた時と、最後に聞いたときでなんだか全く違う気持ちでした。

本当に芸術を観て、心が震えることってあるんだなって。

最後はのシーンは客席の人たちも桃太郎やらなきゃいけない雰囲気w

それぐらい圧倒してた。

今回の演劇のテーマの1つに「嘘」という言葉があるけど、確かに劇中どこまでが嘘で、どこまでが本当なのかどんどんわからなくなってきて、最後は私自身どこにいるのかわからなくなってきてました。

ある意味全部がまやかしのお芝居で嘘や想像を演じるってなんだか「演劇」って一体何者!?と思わされます。

そんなもやっとした気分です。

あと「戦場」が舞台だけど、単純な戦争への「アンチテーゼ」とかではなくて、もっと私にはよく理解できない難しいテーマがあるんだろうな。

またもう一回見る機会があったら追記するかもしれないです。

今回はここまで!

なかなか現場に行けない演劇好きの人は、ぜひ観劇三昧を観るべきたと思う!!

最初の1作品としてはちょっと難しい作品というか、癖が強い作品だけど、きっと楽しめるのでは?

私は楽しめました(笑)

それではさよなら、さよなら、さよなら。

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